研修プログラム
コーチング
コーチングを、相手を自分の思い通りに動かす人材マネジメントの手法の一つとして捉えてしまうとうまく機能しません。短期間に成果を上げることに意識が集中しすぎると、自分が過去に成果を上げた方法を教えたくなることはある意味当然です。しかし、これからの新しい時代に合わせてを成果を出していくためには、その相手の中にある答えを引き出し、そこで様々な手法を自分で考えて試しながら前進する力を身につけてもらうことが必要です。コーチングをすることで相手は自分で能力を伸ばし、組織全体の力を底上げすることにつながります。
ファシリテーション
ファシリテーションを学ぶ理由で会議の進め方を知りたいといわれることがよくあります。しかし、ファシリテーターの役割とは会議を進行するというよりも会議に限らずグループ内でみんなの意見を引き出し、その場で作られるアウトプットを促進することが本来の役割です。会議を司会進行する技術ではなく、その場にいる人が持っているリソースを最大限に発揮して、成果を作り出すことに協力する関係をつくることも含めてファシリテーションです。研修内ではファシリテーションに必要な知識と同時に、実際に体験することで職場に戻ってすぐに行動につながるプログラムの構成になっています。
コミュニケーション
コミュニケーションスキルを高めることは、社内でのチーム作業効率を円滑にするほか、顧客満足度の向上につながるなど、組織の利益貢献につながります。しかし、社内外での日常業務で人と人が意思疎通をするプロセスにおいては、業務の進行方法の考え方や言葉の行き違いによるトラブルなど、情報伝達の不足により、作業効率の低下や取引先とのビジネスを進める上でマイナスの側面を引き起こす原因になることもあります。円滑なコミュニケーションによるチームの作業効率の向上が、組織の発展のためには必要です。コミュニケーション研修では、組織の健全性と効率を高めるために心理的安全を作れるコミュニケーションを学ぶことができます。
管理職研修
管理職の重要な仕事は部下育成だといわれます。しかしながら、部下育成よりも自分自身で実務を多く抱えているプレイングマネージャーの方が多いのではないでしょうか。さらにリーダーシップを発揮して、自部門をまとめてより高い成果を上げることが求められるとなると管理職者への負担はますます大きくなっていきます。管理職になれば、現場でプレイヤーとして仕事をしていた時とは違った能力が要求されます。名選手だからと言ってすぐに名監督になれるわけではありません。そんな状況でも、グループのメンバーひとりひとりの力を今よりも少しだけでも伸ばすことができれば、リーダーである管理職者の負担は減らすことができます。一部の人だけに負荷がかかるような組織ではこの先ますます成果は出にくくなるでしょう。グループの力を引き出して、全員で成果を上げることを目指します。
ストレスマネジメント
これまでは自分の健康に関して、特に精神的な健康面に関しては自己管理が当たり前とされていました。しかし、厚生労働省からメンタルヘルスについて新たな指針が出され、今までは各個人任せだったメンタルヘルスについて、これからは組織として取り組んでいく必要があります。メンタルヘルスが安定すれば離職率も下がり、働く人が安心して仕事のできる従業員満足度の高い幸せな職場環境になります。そのためにラザルスのストレス理論に基づいて、ストレスとの上手な付き合い方を体験学習を通して学びます。
パワハラ防止
<準備中>
アクティブ・ラーニング方式による
研修を採用しています。
講義中心の研修では、受講者の意識は講師の話しを聞くことに集中します。既に答えの決められている知識の修得には効果がありますが、個別対応を求められる人とのコミュニケーションのような課題では、職場に戻ってから聞いただけの知識で行動を起こせるかどうかは個人の状況によりまちまちです。アクティブ・ラーニング方式では講師の話しを聞き、小グループでお互いに意見を交換しながら共同作業に取り組み、共同作業内でのできごとを振り返えることで他者の視点や各自の違いに気づき、自分なりの答えをだすことを重視しています。答えを人から教わるだけではなく、自分で実践できる方法を見つけ出すプロセスを体験してもらいます。