参加型研修とは

 よく行われている講義中心の研修では、受講者の意識は講師の話しを聞くことに集中しています。この方法は既に答えの決められている知識の修得には効果がありますが、個別対応が不可欠な人とのかかわりあいのような課題の場合、職場に戻り実際にその行動を起こせるかどうかは個人の状況によりまちまちです。

 それに対して参加型研修では講師の話しを聞いて、小グループでお互いに意見を交換しながら共同作業に取り組み、その後、共同作業内でのできごとを振り返えることで他者の視点や各自の違いに気づき、自分なりの答えをだすことを重視しています。

 答えを人から教わるだけではなく、自分で実践できる方法を見つけ出すプロセスを体験してもらいます。
 だから「やるといい事がありそう」「自分にもきっとできる」といった行動に結びつくモチベーションも高まり、職場に戻ってからも研修内で自分自身で気づいた”学び”を実践し続けることができるのです。

新年あけましておめでとうございます

年頭挨拶
 新年あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

 今年の予測や占いがさまざまに出ていますが、去年に引き続き企業や団体は人材確保に力をいれられることと思います。
 組織の生産力を増大させるために人を増やすこともひとつの方法です。しかし、それよりも今いる人たちの潜在的な力をもっと発揮しやすい、発揮したくなるような組織へと一人ひとりの意識を変化してもらうほうがより大きな成果をあげられます。
 お互いに学びあい貢献しあえるような学習する組織、よりよく変化し続けるような組織を一か所でも増やせるように、今年も皆様とともに学び成長していきます。

 自然体で一歩ずつ、本年もよろしくお願いいたします。
岡崎克哉

心理的安全がチームの成果をアップする

 昨年、googleはチームの業績を向上させる要因についての研究成果を発表しました。

 その結果によれば、心理的安全、信頼性、構造、意味、インパクトの5つが要因となりえたものでした。

 

 この中でも「心理的安全」が特に重要でした。

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 心理的安全が確保されたチームで働いているメンバーは離職率も低く、チームメイトからの多様なアイデアを活用することでより多くの収益をもたらし、その効果はおよそ2倍に達すると経営層から評価されています。

(引用原文 Tool: Foster psychological safety

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見えるケガ、見えないキズ

 交通事故をわざと起こす人はいません。(もちろん、わざとだと事故ではないというそもそも論がありますが)

 事故で人に怪我を負わすと、相手側によほどの過失がなければ、普通の人は二度と事故を起こさないようにと反省して、その後は注意を払って安全運転を心がけるものだと思います。それでも不幸にも二度、三度と事故を起こしてしまうこともあります。

 そうした場合、自分の運転技術や注意力の何が悪いのかと悩んだり、人によっては生活に支障が出ないなら、車の運転をやめてしまうこともあります。

 一般的な感覚で人に怪我を負わしたり、故意ではなくとも人を傷つけてしまうと、反省するものなのです。

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国際ファシリテーション協会「ファシリテーションの倫理観」公開講座

 フィンランド式教育メソッドという教育方法が一時期話題になりました。関連本も何冊か出ています。

 そのうちの1冊に掲載されていた「フィンランドの小学生が考えた議論のための10のルール」(出典:『図解 フィンランド・メソッド入門』北川 達夫, フィンランドメソッド普及会)と言うのがあります。非常によくできた内容で、これを守っていると会社の会議でも結構活性化されそうだと思えるような内容です。

 その中で一番始めにきているのが”他人の発言ををさえぎらない”というものです。 続きを読む →

【抄訳】ワークライフバランスをとるために大事な6つのこと

サイコロジートゥデイからの抄訳です.

原題”Six Ways to Focus on What’s Important in Your Life”

https://www.psychologytoday.com/blog/in-flux/201708/six-ways-focus-whats-important-in-your-life

Abigail Brenner M.D.精神医学博士 2017.823

 

 ワークライフバランスをとるために大事な6つの方法について書かれていました 。

 まず一番初めにすることは、自分が人生の中で何を一番大事にしたいのかを決めることです。いきなり考えても答えをだすことが難しいので博士は5つの領域で考えてみることを勧めています。

・自分自身

・家族家庭

・興味趣味

・コミュニティ

・キャリア

 

そして、以下の6つのポイントを確認していきます。 続きを読む →

怒っても上手くなりません

 クラブ活動や少年野球などで選手がミスをすると怒っているコーチがいます。「ボサッとするな!」「気合入れろ!」「もっと集中しろ!」具体性に欠ける指示ですが聞き覚えがあると思います。

 

 怒っている人は、怒ることで相手が次はミスをしないと思っているはずです。あなたも経験的に効果がありそうな気がしているかもしれません。

 怒鳴りつけると気を引き締めるので次は良いプレーをする。良いプレーをした時に褒めると調子にのって気が緩んでミスにつながると信じている人もいます。結果的にずっと怒っているだけの指導者になってしまいます。

 

 しかし、これは全くの誤解です。

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ファシリテーション

 ファシリテーションを学ぶ理由で会議の進め方を知りたいといわれることがよくあります。 

 しかし、ファシリテーターの役割とは会議を進行するというよりも会議に限らずグループ内でみんなの意見を引き出し、その場で作られるアウトプットを促進(facilitation)することが本来の役割です。

facilitation:物事を容易にする。簡単にする。促進する。)

 会議を司会進行する技術ではなく、その場にいる人が持っているリソースを最大限に発揮して、成果を作り出すことに協力する関係をつくることも含めてファシリテーションです。

 

 研修内ではファシリテーションに必要な知識と同時に、実際に体験することで職場に戻ってすぐに行動につながるプログラムの構成になっています。

やりません

 大声研修。とにかく大きな声で挨拶を続けさせるような研修はやりません。いわゆる軍隊式で、基準も良くわからないまま何度も大声を出させ続け、合否の判定は講師が一方的に押し付ける。これでは受講者は講師の気に入る方法を探すことになり自発性を損ねます。

 このスタイルのプログラムは今までの人生で一度も大声を出したことが無い人や、引っ込み思案な人がストレッチの訓練として行うには、ちょっとは意味があるかもしれません。しかし、目的に合わせて方法は他にいくつもあるはずです。

 

 そんなことよりも、気が付くと初対面の相手とでも大笑いしながら楽しく会話ができるようになる研修をやってます。

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