多数派意見は半分以上の人が支持しているのか?

 Quick and Dirtytips.comの記事”The Science of Tipping Points: How 25% Can Create a Majority”(Sabrina Stierwalt2018.11.6)を読んで。

 実験の結果によると少数意見が普通の意見とみなされ始めるのはグループ内で支持が25%を超えたあたりからでした。
 多数派意見(常識、当たり前、普通の事、みんな言ってるよetc..)だと説得された時に過半数が支持しているのかどうかは確認が必要そうです。

 この結論を少数意見を浸透させるための根回しの方法として考えるなら、過半数を目指さなくても4人に一人の支持者を作れば良いということになります。組織内で企画を通すハードルが少し下がる気がしますね。

 まあ、明らかに反対している個人の意見を変えさせることは別問題なので期待できることは限定的です。
 はっきりと意見を持っている人は別として、浮動票を取り込んで多数派を形成できれば組織の意思決定に影響できる可能性は高められます。

 

 組織として良い決定をするには、多数派意見を形成することよりも皆で議論を尽くす方がよほど大切だと思うんですけどね(‘Д’)。
参照
https://www.quickanddirtytips.com/education/science/the-science-of-tipping-points-how-25-can-create-a-majority
Experimental evidence for tipping points in social convention”D.Centola他ペンシルバニア大学(2018)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29880688